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小旅の終わりとカップ酒の楽しみ さて旅の途中ではあるが、前回のコラム中、愛しの「MEGAMI(めがみ)3号」が「MEGUMI(めぐみ)13号」となっていたようだが、メガミが正しいのである。 17時。かなり落ち込むもあと1時間ほどで新宿だ。おっ、何やらメールが来たぞ。同志の湯沢氏からの函館路面電車のフォト付きメールだった。この彼こそが昨年の「小たび」に半ば強引に同行し、俺の楽しみを奪った張本人なのである。今年は俺の立てたプランで仙台―函館日帰りの旅を楽しんでもらうことで同行されずにすんだのだ。 ところで俺は、本当に酔ったときは、わりとヘマをやらかす。先日は、腕時計を落とした。 あっ、この「小たび」の前にもカップ酒の原稿を書き上げていたのだが、酔って帰宅途中、どうしてもガマンできず、工事現場で用をたしてそのまま置いてきてしまったりもした。(あはは・・・)あれ、あずさ26号には屑物入れが置いてあるんだ。スゴ〜い。窓の外はすっかり夜で、もう何も見えないし、これといってレポートすることもないので、手元に残っている写真で、少しだけ2005年を振り返ってみるか。 10月某日。山形の十字屋地階酒売り場で見つけたもの。
「でわざくら」以外は、みな新潟の酒である。この頃あちこちの酒売り場で新潟のカップ酒を見かけることが多くなった。酒に限らず、新潟の物産展も見かけることが多い。思うに、あの震災から1年。復興への応援の意味もあるのではないかと思った。ちなみに十字屋では「羽陽男山カップ」や「最上川カップ」も売られていた。 同じく10月、我が仙台では「みやぎまるごとフェスティバル2005」が開催され、俺は恒例の宮城県清酒鑑評会に行ってみた。今回で7回目。だいたい140以上の酒が出品されていた。もちろん俺は全部利酒をし、コメントを記入するため約2時間を要した。もちろん利酒なので全て吐き出すわけだが、それでも多少の酔いはあるのだ。
サンクスには「秋田まつりカップ(秋田・まんさくの花の日の丸醸造)」。「土佐鶴CUP(青)」。それから「千歳鶴(北天カップ)」「国士無双カップ」は北海道の酒だ。
そして仙台駅1Fのワインブティック・ミディにも、かなりの新顔が並びはじめていた。昨年東武百貨店にもいた「秋鹿(バンビ純米吟醸酒/大阪)」特に気に入ったのは、130mlとやや小さめのユニークな「賀茂泉ひとくち銘醸蔵純米吟醸」だ。
こまめにチェックすることで新しいカップ酒に出会えるようになったのも、この月あたりからだった。 また11月にはワインパーティに招待を受けたのだ。俺にワインパーティなんて柄じゃないって感じなんだが、一応俺も利酒師、日本酒以外の酒にも興味があるので、お言葉に甘えて青山在住の佐藤正道さんのお宅におじゃましたのだ。そこには俺が普段見たことも聞いたこともないワインや、聞いたことはあるが見たことがないワインがこれでもかぁ〜!というくらいに、次々と登場していた。一応なんとなく俺が覚えているワインをあげると、プロヴィダンス‘98’99、ブルーノパイアール、オーパスワン‘94、キュベヨシコなどなど。すみません、これしかおぼえてなくて。本当ご家族の心のこもったもてなしに、ただただ感謝の一夜だった。
そうそう、さっきの話の続きだが12月を忘れるところだったぜ。12月、仙台の藤崎百貨店で催されたワールドリカーフェアにて、あの「愛宕の松」の「フラワーカップ(本醸造)」「ブラックカップ(特別純米酒)」に初めて会った。どっちも山田錦60パーセント精米なのだ。
平泉までは姉の車にて向かう。ところがまだ少しは、気持ちがホームに佇んでいる。また近いうちに、どこか行ってみるかな。これにて今回の小旅はおしまい! ほんとうにみなさん、6月なのに正月の話につきあってくださいましてありがとうございました。 利き酒師 奥州屋 |
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