![]() |
7月5日、この日俺は地酒横丁のお二人さんと、すけぞうで飲んでいた。 「それで、奥州屋さん、今度は岩手の酒の話しを、頼みます!」という注文。ドキッ、痛いところを突かれたぜ!岩手の酒ねぇ…。 ちょこっとリサーチする必要があるな。 そんなわけで7月9日、俺は一関に向かった。まあ、自腹なんで経費節約ってなわけで、一関駅構内のみやげもの屋「ぐるっと遊」で購入することにして、往復は高速バスを使うことにした。 肝心な酒だが、今回は岩手の27蔵のうち、最も南にある花泉町“磐乃井”の純米吟醸・真心(まごころ)にしてみた。 実は、今から10年前の2月にこの蔵の蔵開放におじゃましたことがあり、その時にこの酒を利いたのだが・・・。何しろ10年前のことだから、いま一度確認ということで買ってみたのだ。 一言でいってしまえば「さっぱりとした飲み口で、やや辛口」といったところか。日本酒度は推定で+2〜3、酸度1.3〜1.5くらいだろうか。ただ、香りは以前より強く感じられるな。利き猪口に注いだ時点で、うわ立ち香があり口に含むといっそう香りが強くなる。おそらく、使用している米が10年前とは違うのではないか。 銘柄は特定できないが山田錦ではないことだけは確かだと思う。香りに上品な鋭さが感じられないのだ。もちろん飯米でもないだろう。美山錦のような気もするが、ここ数年岩手が力を入れている酒造好適米の“吟ぎんが”かも? 早い話し、蔵元に問い合わせるのが一番なのだが…まぁ、いいか。ちなみに精米歩合は50%。とにかく、10年前とは酒質は格段にアップしていることは確かだ。 ぜひ機会があったら飲んでほしいお酒だ。 もちろんこの酒だけではなく山田錦を40%に磨いた大吟醸や、トヨニシキを60%精米した特別純米酒磐乃井ブラック、同じくトヨニシキ65%精米の本醸造生貯蔵酒(300ml)などもおすすめである。 杜氏は今もかわらず、南部杜氏の菅原儀八氏である。一度、蔵開放の時に話しをしたことがあるが、温厚な人柄が伝わってくるようだった。 というわけで、今回は磐乃井酒造の真心を取り上げてみたわけだが、もちろん岩手にはまだまだいい酒が沢山あるので、これからも奥州屋流に取り上げて行こうと思っている。 何回続くかは約束できないんですが。 一応、次は盛岡あたりに行こうと思っており、またひとついい酒を何かみつけて来ようと考えている。とりあえず今回はこれにて。 21代 奥州屋 |
|
|||||||||||
All
contents (C) copyright 2004. TOHOKU "SAKE" SIDE STREET. Japan |