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でも、街中を歩くカップルや親子連れの楽しそうな顔を見ると、「いいなぁ」って思ってしまうのも、この時期だろうか。まっ、俺には関係ないねって感じで言い切りたいところだが・・・心が弱くなりそうだ・・・。(いかんいかん) 俺のテーマ曲、“ローリング”でも聴いて気合いでもいれっかな。さて、今月もどこにも酒探しに出掛けることもなく今年も終わろうとしているわけだが、それよりも何よりもこの原稿が今年中にみな様のお目に触れることができるかどうか・・・どうでしょうか。 前回9月に盛岡の駅ビルで見つけた酒もまたの機会にご登場していただくことにして、さて、今回はどの酒を取り上げて良いのやら・・・。と、少し悩んでいる間にこの場をかりましてお礼をひとつ。(個人的なことですいません)この12月も昨年と同様に、ワイン会におきまして、青山の佐藤様ご一家には本当にお世話になりました。ありがとうございました。今年もまた、奥州屋が見たことも飲んだこともない貴重なワインをたくさん飲ませていただきました。 その中で、1973年(写真上)のシャトー・クロ・フルテが奥州屋としては印象深かったと。またまた個人的なことで恐縮ですが、この12月になんと!19年ぶりに“中島みゆき”さんが、一夜限定でオールナイトニッポンに帰ってきたのでした〜ぁ!。 もちろん俺は最後まで立ったまま拝聴しやした(座るスペースがないもんで…エヘヘ。)うそだろ!(本当です。)それから江戸にも上りました。姉弟子と大師匠ともあい、夜には忘年会とあいなりました。(講談の、一龍斉、義士銘々伝てやつを観たんだが、中でも貞水師匠の、“三村次郎左衛門”の噺には、思わず泣きそうになったぜ。)さすが、人間国宝の噺は違うなって思ったぜ。おっといけねぇ、酒の話しでした。ではでは、今年最後のお酒の登場といきますか。 ![]() “関山・純米吟醸”(写真上)だ。まぁ年末くらいは吟醸飲んでもバチは当たらないだろうし。で、この酒は奥州屋の地元、岩手は一関の酒なんだが、正直飲んでみて驚いた。ここんとこ、関山といえば、しぼりたて原酒カップばかり飲んでいたもんだから、こういった酒とマジで向き合っていなかった。“うまいぞ!”俺が感じる、もろ岩手の酒なんだね。香り穏やかにしてキレがあって、口に含むとほのかに甘い。甘いというか、やわらかいんだな。確かにこの蔵は杜氏さんが新しくなったんだが、前杜氏の森田さんの造る酒よりも、少し若くなったような気もするな。そういえば、“森田の大吟酒”はうまかったなぁ。あっ、先日某ワイン会の打ち上げで、一関の魔女さんが持ってきてくれた関山の“康”(大吟)もうまかったでした。高橋康杜氏の“康”を名前につけた酒で、これも“森田の酒”同様、この蔵の代表酒になること間違いないだろう。さて、話しは今回の酒の話にもどるが、この酒、精米歩合は50%とのことだが、使用米はおそらく美山錦か。日本酒度は+5くらいだろうか。酸度は1.3くらいか・・・。でも全体的にはやわらかいんだね。吟醸の端麗さと、純米のコクがうまく調和しているような感じで、食中酒としてはかなりいいのではないかと。近頃の香り高い酒にどっぷり浸ったお人は飲まないほうがいいか。いやいやまあそんな感じかな。(どんな感じだョ!) さて、2006年もあとほんのちょっとで終わろうとしております。今年も〆切ギリギリで、地酒横丁さんには大変ご迷惑をおかけしました。“ふるさとの酒”シリーズも来年も今年以上にガンバっていくつもりですので、どうかよろしくお願い致します。 あっ!来年の一発目は、やっぱり“小旅”から始めたいと思っております。 二十一代 奥州屋 ※東北地酒横丁管理人からのお詫び この原稿は昨年末に頂いていましたが、管理人の体調不良のため、掲載が遅くなってしまいました。誠に申し訳ありませんでした。 |
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