東北地酒横丁
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2007.03.05(tue)

◆ふるさとの酒-その6
 
“南部美人・特別純米酒”

 2007年、早くも初っ端から締め切りに間に合わなかった。小旅の原稿をつい先日書き上げたばかりで、「ふるさとの酒」シリーズの原稿も途中下車したままだったのだ。
 本当は同時進行させるつもりが・・・。と、言う訳で今書いてます。1月中は悶悶としてまして(何で?)毎日、溜息ばかり吐いておりましたとさ。(笑い)
盛岡へも昨年の9月以来行ってないなあ。キリンシティもご無沙汰してるし。あぁ。もう。なんだよ〜。息苦しい〜。
 えっ!まさか俺、恋しちゃったのかしら。(笑)
 と、まぁそんなわけでそろそろいってみますか。で、今回の酒を何にするかだ。何処にも出掛けないのだから酒は仙台で調達するしかない。
 なので、酒はある程度メジャーな蔵の酒にしてみた。岩手は二戸の「南部美人・特別純米酒」だ。

南部美人と言えば、いまや日本酒業界の「歩く広告塔」と言っても過言ではない、「久慈浩介」氏の蔵である。まぁ、今さら俺が言うことじゃないだろうが。で、この特別純米酒は、使っている米が岩手の酒造好適米の「ぎんおとめ」。精米歩合は55%。俺がわかっているのはここまで。で、あとは推測で書いていくのでご容赦願います。(いつものことだけどね)まず、口に含むと凛とするようで。しかしその中に、しっとりとしたコクもあり、やはり純米酒であることを思いしるのだ。決して重厚過ぎるという訳ではない。日本酒度は+5はあるかと。酸度は1.3以上はあるだろう。アミノ酸度・・・。やめとこう。俺はマニアじゃないからね。あくまで「飲み手」でありたいのだ。なんてね。
 そうそう、香りはね、「ぎんおとめ」にしては香るんだよ。俺は岩手の蔵の「ぎんおとめ」で造った酒は一通り飲んだから言うけど、 一般的にこの米で仕込むと、酒の香りは穏やかなものが多いのだが、この酒は違ったんだね。なぜだ!う〜ん、多分酵母の違いだろう。最近、岩手の酒には「岩手吟醸2号」という酵母が使われるようになってきたのだが、この酒は違うんだな。この香りに覚えあり。
 おそらく、9号系かと思うのだがどうだろうか。まぁ酒の分析はこれぐらいにして。(やっぱりマニアか?)そうそう南部美人はニューヨークをはじめ海外でも精力的に日本酒の普及に努めているのだ。杜氏は、「現代の名工」にも選ばれた、“山口一さんで、山口杜氏を中心に、平均年齢が30代という若い蔵人たちが情熱を燃やして、日々酒を醸しているのだ。また日本航空のファーストクラスの機内サービスに、純米大吟醸の採用が決まり、今年の3月(早くて)あたりから機内でも楽しめるそうだ。南部美人は、今後も何かと注目を集める蔵になりそうだ。さて、今回はこれにておしまいにしよう。次回は、一関あたりで何か酒を見つけてくるつもりだ。

 ところで、余談ですが、横丁のコーナーでお馴染みの、フーミンさんのお気に入りの「高峰」。
 実は奥州屋も大ファンなのだ。
本当に良いお店です。ねっ、フーミン。バチリ!


               二十一代 奥州屋でした。

 
Profeel
利酒師奥州屋さんのお話を連載します。 利酒とは酒の香り、味、出来を利きわけること。蔵元に通い酒造りのお話を聞き、お酒の声を聞くこと。お客様の御注文に合ったお酒を選ぶこと。利酒師はキキ手であり、キキ耳をもっていなければなりません。
Current List
●‘07年の小旅

◆ふるさとの酒
●その1-花泉 磐乃井 純米吟醸
●その2―盛岡への小旅

●その3-宮古へ
●その4-じゃじゃ麺といえば!盛岡の旅だぁ!
●その5-端麗とコクがうまく調和した“関山・純米吟醸”
●その6ー南部美人・特別純米酒
●その7ー廣喜 活性生原酒 純米にごり南部初雪生原酒
●その8-“浜娘・吟醸酒”
●その9-水沢「くくり雛」の季節
●その10-桜の季節―大館→弘前への小旅
●その11-秋田美人かラーメンか
最終回
 わたくし、本日も未熟者です


◆元旦恒例!!ひとり小(ちい)旅

●その1
●その2
●その3
●その4
●その5

◆奥州屋お江戸にのぼる
 カップ酒探検!

●その1
 塩釜編

●その2
 花のお江戸の夜はレモンハートで

●その3〈最終編〉
 ああ、波乱万丈のワンカップ探検!
 おっと地震だあっ



◆こんな注文!有り?

●クリスマス料理に合う日本酒ってありますか。
●いろいろなお酒があって、どんなお酒を飲んだらよいか、わかりません。
●ワンカップ片手に利酒師は行く
●こんな季節にスキッと飲む日本酒ってありますか?
●暑気払いに手軽で楽しいお料理とお酒ってありますか。
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