東北地酒横丁
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2006.03.23(thu)

奥州屋さんから

 3月11日の土曜に、森民さんの新酒を飲んできました。いやー、今年は蔵の華が例年になくダントツにきわだっていました。話によれば、今年はこうじを変え、このクラスの酒も首吊り(懸けしぼり)にしたそうです。今年は鑑評会に、これを出品したいとのことでした。山田錦や美山錦も、森民らしさ抜群で、スロースターターらしく、熟成が待ち遠しいという感じでした。あと、試作中の古代米、「あさむらさき」(掛米)と、ひとめぼれ(こうじ米)で仕込んだ酒も特別に試飲させてもらいましたが、このタイプにありがちな、リキュールかと思ったらどっこい、森民遺伝子を受け継いだ、本物志向の酒になっていました。今年も森民さんから目がはなせないですね。                    
                 とりあえず報告まで。奥州屋。



古代米のお酒


 去年8月、森民さんにおじゃました際「志波姫の古代米でお酒をつくる予定なんです」と総本家森光正社長さんがおっしゃておりましたが、いよいよこの4月に、森民から発売されます。
 古代米でつくるお酒は、薄い赤紫色をしたほんのり甘い清酒になる予定、というお話でしたが、奥州屋さんが先に利き酒をなさって、味わいは上記の通り。  
 原料は宮城県北の志波姫で生産された古代米。
つくるのは仙台の酒蔵。
「地産地消ということを大切にしたい」という。
「もともとこの荒町は麹屋が多い土地柄ですし、そこで酒蔵をやっているのですから、こういう古代米で何か地域おこしの種にでもなってほしい」と考えたそうです。
 去年、マスコミ発表してからどんどん評判を呼び、今年に入って酒販組合から「販売を引き受けさせて欲しい」との申し出。あるいは藤崎デパートでは、4月にイベントっを開催。また、宮城テレビの夕方の番組でも特集をやるとのこと。さらには、古代米のふるさと栗原市での販売。地元荒町で、この古代米のお話を最初にもっていらした出雲さんや、町内の酒屋さんを中心に試飲会をやりたい等など、すでにこのお酒の行き先はほぼ満席状態です。
 はじまりはだいぶ苦労なさったそうですが、結果はこの通り。こうしたちょっとしたことから、地域おこしってはじまるのではないでしょうか。
「ほんとうは冷蔵してじっくり寝せておきたかったのですが、どうもそういうヒマはないようです」。
 どんなお酒になるのか楽しみですね。

森民 特別純米酒 (1.680円/720N)
これも今年初めての試みという山形県産米 出羽燦々を100%使用の生原酒。アルコール度数が17°〜18°あり、濃くてぎゅっとくるお酒かとおもったらちと違い、飲みやすいお酒に仕上がっています。森民特有の強さはあるのですが、そこはかとなく山形鶴岡あたりのお酒を彷佛とさせる優しさもあり「なるほど出羽燦々か」とひとり納得の1本でした。

 

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