美味しいものが大好きなフーミンさん。
仕事で仙台と東京を往復しながら、
おいしい店の情報があれば横丁も小路も縦横無尽に探索。
そく出かけて料理とお酒、ワイン、お店の雰囲気をとことん楽しみます。
さて、きょうはどんなお店に足が向くのでしょうか。

〈その3〉東京千駄ヶ谷「アッラ クチーナ デル ソーレ」
「雨にも負けず、風にも負けず・・・」
毎晩のように横丁に繰り出している・・・、
こんなたとえにされた宮沢賢治もさぞや迷惑であろう。
小さい時は、幻想的な賢治の世界がよく分からず、
ロシアの噺を書いているのだとばかり思っていた。
単純な私が好きだったのが、「注文の多い料理店」である。
といっても、今回は「山猫軒」の紹介をするわけではない。
今回は、お肉のメニューのない、
野菜料理をメインにしたイタリアンのお店をご紹介します。

店の名は、「アッラ クチーナ デル ソーレ」 東京は千駄ヶ谷にある、
開店4年目になるこじんまりしたお店である。
オーナーシェフの伊崎裕之さんは、知る人ぞ知る有名人である。
彼自身もお店も、どんどん有名になっているのだが、
いつお会いしても、謙虚である。
私たち仲間うちでは、伊崎さんを『やろっこ』と称している。
(なんと恐れ多いことを?)それだけ若々しく気さくなお人・・・なのです。

伊崎さんの料理は、食材にオーガニックのものを取り入れて、
(ワインも、オリーブオイルも)食材の本来の味をとても大事にしている。
また、普通は、イタリア料理に出てこないような食材を、
平気で使ってしまう。
前に「テンペ」をフリッターにして出された時にはホントにびっくりしたが、
食べるとこれまた美味しくて、口に中が東南アジアか、イタリアか、
でも間違いなくイタリアンでした。
「やりいかのソテー」なども、一緒に炒めてある野菜が、
ごぼうとか、れんこんとか、和の食材を組み合わせてあったり、
行く度に驚かされる。
書いているうちに、パスタが食べたくなってきた。
もちろん、おいしいワインと一緒に。
伊崎さんのお店が、仙台にないのが残念!
とにかく、食べていて、幸せな気持ちにさせてくれる心優しいお店である。

              《了 》

【お店情報】
アッラ クチーナ デル ソーレ
東京都渋谷区千駄ヶ谷4−22−4
TEL. 03−3479−4640
営業時間/11:30〜14:00 18:00〜21:30 日祭日休み
 

◆その1「蕎麦屋で一杯」
◆その2「以呂八の女将さん 」
◆その3 東京千駄ヶ谷「アッラ クチーナ デル ソーレ」
◆その4 国分町「シェ ゴメ 」
◆その5 東京の常店は『嘉門』になりそう!
◆その6以降



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