奥州屋、花のお江戸にのぼる最終編は、いよいよカップ酒の本能寺、いやさ梁山泊へ。レモンハートの夜の酔いもなんのその。目指せカップ酒、分け入るはカップ酒の山、山、山。そこに駅弁がちょっと!。読んでるだけで「も〜ワタシ酔っちゃいそ〜」とならぬ よう、気しっかりおもちあそばせ。写真満載でいざ行かん。

奥州屋お江戸にのぼる
 カップ酒探検!/
その3
 ―ああ、波乱万丈のワンカップ探検!
       おっと地震だあっ ―
 最終編。

8月15日(月)。晴れ夕方ところにより雷雨。

 午前10時、ホテルを出発!今日がお江戸最後の日だ。昨日かるくチェックした東武百貨店はもちろんだが、そのほかにも少し寄り道をしてみることにする。まずは赤羽駅前のイトーヨーカドー赤羽店だ。「蔵の神」「さつま五代」「刈干(そば)」「久米仙」・・・は焼酎、泡盛のカップだが、日本酒は「大関」「白鶴まる」「沢乃鶴」1.5カップの大手メーカーだ。長居は無用、次は姉弟子おすすめの大宮駅南改札内ecute(エキュート/駅ビル)のなかにあるikariスーパーに向かう。
 さてカップ酒はと・・・。あるある。「酔心純米吟醸CUP」「土佐鶴ツルカップ」「龍力特別 本醸造カップ(山田錦20%五百萬石80%精米歩合65%)」「雪中寒梅純米カップ」「玉 乃光純米吟醸カップ」にikariスーパーオリジナルの「超特選辛口・鷲林寺吟醸生酒カップ」だあ〜。このなかから私は「龍力」「雪中寒梅」「鷲林寺」カップを購入した。


 ちなみに南改札内の駅弁屋には我が仙台駅の「牛タン弁当」と「はらこめし」の2つがエントリーされていて(全国の駅弁ベスト何とか)販売されていた。酒も売られていたが、こちらは新潟の「美乃川・朱鷺」カップだった。
 そんなわけで池袋に到着だあ〜。東武百貨店に直行といきたいところをちょっとこらえて少し東口(西武側)探検といくかな。まずは三越池袋店へ。ここは10年以上ぶりかな・・・。酒売場は全く場所が変わってないのでびっくりだ。どれカップ酒はと目をやれば、「菊水のふなぐち」。あっ懐かしの広島は誠鏡の幻カップかあ。奥州屋もお江戸にいたころは、よくこのカップ酒にお世話になっていたのだ。お江戸のちょっとした酒屋(どんな酒屋だ?)にはこのカップ酒を当時は置いてある店が多いように思えたが。
 次は東口の雄、西武百貨店だ。ここの売り場はけっこう変わるのだ。酒売り場もなんだかよくわからないぞ。っと、おお!すばらしい!月桂冠カップだ!



西武百貨店オリジナルというより西武ライオンズカップかな。ラベルはもともとの上撰カップの空色の下地にグリーンの水玉 。そして「レオ」のイラスト。写真ではわかりづらいが西武ライオンズ=王者=月桂冠なのだ。これがトラッキーやクラッチだったら似合わないだろうが。勝者がかぶる月桂冠だからライオンズにふさわしいのだ。今季は残念だったが・・・。ここまで書いている私はベイスターズファンだ!
 それはともかく東口へ行ってみるか。でも東武にはまだ行かず、池袋2丁目から要町あたりをぶらついてみるか。店の名はもう忘れてしまったが、足が勝手に動き出す。そうだ、たしかこの路地を左に曲がって軽い傾斜を下って左側に・・・。あったよぉ。見覚えのある縦長の自販機だ。これだよ、当時のままだ。


そうだ、内野酒店だよ。とにかくこの自販機に世話になったなぁ。
 カップ酒は埼玉は釜屋の力士本醸造カップだ。


このラベルは13年くらい替わってないようだが、容量は180ミリリットルから200ミリリットルになった。以前は自販機に描かれているようなユーモラスなイラストのラベルだった。
 さて要町へ出て有楽町線に乗り、東武百貨店へ行くか。さあ、いよいよ東武酒売り場探検の始まりだ。まずはアサヒプレミアム生ビール熟撰とリンデマンス(ベルギー)ぺシェリーゼを購入。カップ酒は目についた順から次のとおりだ。「福正宗北陸旅情」「まんさくの花」「天の戸」「由利正宗」「刈穂」カップはみな秋田の酒だ。「大山純米酒」「初孫MYカップ」「駒泉本醸造カップ」「黒牛カップ」「日置桜本醸造貝がら節カップ」「特別 純米ルミカップ」「毛呂美酒カップ(純米・埼玉)」。



「いづみ橋恵(特別純米・純米吟醸)カップ」「誠鏡幻カップ」「玉 乃光純米吟醸カップ」「儀左衛門純米吟醸カップ」「麒麟山伝辛カップ」「立山カップ」「石槌無濾過純米カップ(愛媛)」「秋鹿純米カップ」「開運カップ」


「天狗舞タカカップ」「菊姫カップ」。とにかく1ケ所の売り場で、これほどの種類の、しかもどれも正しい酒ばかりだ・・・と言いたいところだが、銘柄はあえて書かないがもう1本カップ酒があった。それは実は2001年の元旦に新潟に旅をしたとき、購入して一口飲んだものの、どうしても口にあわず、最後まで飲みきれなかったカップ酒があって、それが今回、ここで見つけてしまったのだが、う〜ん。でも、それが悪いとか言いたいわけではない。そんなわけで東武百貨店カップ酒探検はなかなかの収穫があったのではないかと思う。全部買って帰りたいところだが、私の旅のルールとして持ち帰るカップ酒は2本まで(うそうそ、今回はかなり重量 オーバー)なのだが、まぁ持てるかぎりということで数本購入したのだった。
 帰りの時間まで少しあるので、仙台時代の友人と東京駅で会う約束をし、ビールなど飲んでほろ酔い気分で新幹線に乗り込んだ。乗車する前、大丸の酒売り場をのぞいたところ「白鹿しぼりたて(飲み口が缶 ジュースのようになっていてイマイチ飲みづらい)」と「有機純米 蔵の詩」があった。また「白雪純米」「本生貯」「辛口」などカップ酒ではないが、容器が樽のようになっていて猪口みたいな蓋みたいなものがついている1合入りのお酒もおいてあった。それからプラカップだが、長野の「真澄」もあった。また八重洲北口のキヨスク、ベルマートには「日本盛純米カップ」があるようだ。
 電車が大宮を過ぎるころには雷雨もあがり、西の空がきれいだった。



ところが北へ近くなるほど、天候が悪かった。ここで東京駅で買っておいた「東京弁当」を麒麟山伝辛カップとともにいただく。



この弁当は東京の老舗の味がぎっしりでなかなかのこだわり弁当なのだ。
 さて電車は走り続けて一関駅へ到着。ここで乗り換えて平泉へ。実は、明日は水沢あたりのカップ酒を探検しようと思っているのだ。そして明けて16日。 午前10時、平泉を出発。水沢の町中をぶらついて茶店でコーヒーでもと思ったとき、あの地震にあったのだ。さあ、カップ酒探検どころではない。仙台まで帰られるかもわからない状況になってしまった。予定時間はかなり遅れたものの、どうにかバスで夕方には仙台に到着できた。  まあ、そんなわけで私の短い夏休みは終わったのだった。こんな旅だが、なかなか自分では楽しめたつもりだ。なんだかんだ言っても、私には「カップ酒」が本命だったような気がする。さて、あとは来年の元旦にまた探検に出てみようと思う・・・。おわり。



※いやいや、本当に勝手なことばかり書いてしまって、ごめんなさいね。
 奥州屋でした。



●東北地酒横丁/いやいやなんのそのかんのその。地震にもめげず、おもだい(重い)カップ酒の山ばかづいでよ〜ぐ、仙台さ帰ってきなさったもんだ。ごぐろうさんでした。
〈1〉クリスマス料理に合う日本酒ってありますか。

〈2〉いろいろなお酒があって、どんなお酒を飲んだらよいか、わかりません。

〈3〉ワンカップ片手に利酒師は行く

〈4〉こんな季節にスキッと飲む日本酒ってありますか?

(5) 暑気払いに手軽で楽しいお料理とお酒ってありますか。


奥州屋お江戸にのぼる
カップ酒探検!

その1 ―塩釜編―

その2 ―花のお江戸の夜はレモンハートで―


その3 ―ああ、波乱万丈のワンカップ探検! おっと地震だあっ― 最終編。


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